はたらきモノの「免疫細胞」たちに、感謝!

本社スタッフのNですcrying

 

本当にご無沙汰しすぎて…

知人・友人から「もう、スタッフブログやめたんだね…」と言われる始末で。

いえ!決してやめたわけではないんです。

けれども、今年は世界中のだれもが初めて経験する災難に見舞われ、

各国とも国難ともいえる状況に陥り…

さらに、初夏以降、悲しいニュースが続き…

健康・美容のお話をする気持ちになれずにいました。

いえ、これもすべて言い訳ですよねー。猛省

 

こんな時だからこそ!健康情報美容情報ですよね。

こんな時だからこそ!学べたこと、お伝えしたいこと、いっぱい!あります

 

「もぉ~やめてよ~コロナ~」って、みんな思っています

「あまびえ~!アマビエ~!」

日々、新型コロナウイルスと戦ううちに、

みなさん、すでに知識も行動もバッチリだと思いますけど…

やっぱりね、ここへ来て再確認したのは

常日頃から免疫力を上げておくことが何よりも大事ってことです

 

とはいえ、「免疫」「免疫」って、もうさんざんあちこちで言われてるけれど、

結局、なんなん!?って言っている人、いますか?

このブログでも何度か取り上げて来たので、もうイイかなーと思いつつも、

今回は改めて「免疫」そのもののお話をします。

「免疫力」の上げ方・上げる食品や、

上げるとこんなにイイことがあるよー等のお話は、近日に

 

カンタンにまとめると—

空気中にさまよっている細菌やウイルス、アレルギー物質、大気汚染などなど

有害物質から私たちのカラダを守って、病気を予防し、治癒してくれるしくみが「免疫」。

守り、戦ってくれる頼もしい存在が「免疫細胞」です

はい、おしまい

いえいえ、これで終わりませんから~

 

免疫を担っているのは、白血球。

さまざまな免疫細胞で構成されていて、大きく3つに分かれています。

約60%を顆粒球が占め、約35%をリンパ球、残りの5%がマクロファージ。

あー、ちょっと眠くなって来ました?

 

では、お子さん向けにEテレで不定期に放送している「バビブベボディ」にヒントを得ながら、

わかりやすーく、たのしーく、免疫細胞たちのはたらきをご紹介

 

ウイルスは、実に巧みに人のカラダに潜入します

「よーし、うまくカラダの中に入り込んだぞ」(←ウイルスたちの声)

病原体は喉の細胞に侵入して、どんどん増えていきます。この時点で感染です

インフルエンザなら、一日で10万倍に

「そうはさせないぞ!オレたち防衛隊がカラダを守るぞーっ!」と、

まずは大食いが得意技の貪食細胞・マクロファージ(大きい/食べるもの)と

顆粒球が敵を丸飲みします。(頼もしい

しかーし!敵もなかなか手強く、戦いは続きます

敵の存在を仲間(顆粒球やリンパ球)に知らせる信号を出したら、ここで助っ人登場!

 

カラダは戦闘モードに

これにより、熱や鼻水が出たり、カラダに痛みを伴うことも

(人もしんどいけれど、現在、免疫細胞たちが頑張ってくれています

 

マクロファージは免疫システムの司令塔的役割。

一方、顆粒球は細菌を退治したあと、自身も死滅してしまいます。

それが膿…痰となったり…。(ありがとぉ

 

真っ先に戦ってくれるマクロファージと顆粒球は大きいサイズの敵との戦いが大得意!

でも、ウイルスや花粉のような小さいサイズの敵は取り逃してしまうんだとか

そこで次に活躍するのがリンパ球チームです。

3種類いる顆粒球はそれぞれ異なる役割を持ち、協力し合って戦いに挑みます

 

作戦本部のある喉の扁桃に集結したリンパ球たちは、

マクロファージから「敵(抗原)はこういうヤツだ!」と特徴を知らされます。

リンパ球チームのリーダー・ヘルパーT細胞は「よし、わかった」と、キラー(殺し屋)T細胞とB細胞に伝えます。

キラーT細胞は敵(抗原)を分解し、キラーB細胞は敵(抗原)をつくり、同時進行で排除します。

 

ん!?敵をつくるってどういうことぉー!?って思いませんでしたか?

理由はこうです。

敵(抗原)をつくることで、次にこの敵が侵入した時、

「仲間がいるぞー!」と勘違いして、攻撃される必要がないから

もしくは、万が一攻撃して来たとしても、敵は油断してるし、素早く退治可能ってわけです

このしくみを担っているのが知能派のキラーB細胞で、

敵(抗体)の特徴を記録し、そのデータを保存(賢い

コレを免疫記録といい、これらを利用したのがワクチンです

 

新型コロナウイルスの画像ですっかりおなじみになったウイルスのトゲトゲ。

はしか、おたふくかぜ、水ぼうそうは、いつも同じトゲトゲだから、基本、一度か二度のワクチンで撃退完了!

でも、抗原連続変異という厄介で怖い特徴を持つインフルエンザは

毎年新しいトゲトゲ(型)が登場するため、

データを持ち合わせていない免疫細胞たちは不利だし、勝ち目望み薄…

そこで、毎年、厚労省健康局からの依頼→国立感染症研究所により、新たなワクチンが誕生

なので、毎年、予防接種を受ける必要があるんですね

 

というわけで—リンパ球には肉体派のキラーT細胞と頭脳派のキラーB細胞がはたらいてくれていることは、

おわかりいただけたと思いますが~

もうひとつ!忘れてはならない仲間がNK(ナチュラル・キラー)細胞です。

「免疫力を上げるには、NK細胞を活性化させるといい。

そのためには、大笑いするのが一番!」なぁんて聞いたことありませんか?

この細胞は、協力し合って戦うのではなくて、単独行動します。(一匹オオカミ!?)

「がんの殺し屋」という異名を持ち、がん細胞やウイルスに感染した細胞を見つけると

独自に攻撃する、こちらも頼もしい存在(ステキ

 

こうして、そうして、私たちのカラダは

日夜、はたらきモノの免疫細胞たちに守られ、治癒してもらっています

すごいことですよねー感謝感謝

 

あと…大事なことを

NK細胞は加齢精神的ストレスにもっぱら弱くて、

年令でいうと、12、3才をピークに、みるみる間に下がっていきます

ストレスやプレッシャー、特に悲哀に沈むストレスを受けると、あっという間に落ちてしまうそう

さらに…落ち込んだり、悲しんでいる人のそばにいるだけでも、数分でストンと落ちるんだとか

ところがです大笑いをするだけで、瞬く間に10倍くらいポンとハネ上がるらしくて…

ゲンキンな性質というか、単純!?いえ、繊細ってことにしておこー

だから、NK細胞には常に機嫌よーくはたらいてもらうためにも、

ゲラゲラ笑って、ハッピーな毎日をすごすことがとっても大切

もし笑うネタがなくても、つくり笑いをするだけで効果があること、医学的にも証明されているそう

 

いろいろありすぎた2020年だけど…

すこーし無理して笑って笑って、免疫力を上げて上げて、

ステキな秋~冬をラッキーハッピーいい毎日にすごしましょう

 

※掲載内容は表現等を含め、諸説あります

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