オキシトシンが溢れ出す「太陽の塔」

本社スタッフのNですcrying

先週から今週、続々と各地で梅雨入りしましたねwink

近畿は6日に梅雨入り。

なんと!昨年より14日も早いそう

一日winkの日は紫外線の心配はないけれど、

sadの日は油断大敵ですよ

湿度も高いので、適度な冷房と水分補給を心がけましょう!

 

突然ですが!

みなさんの好きなもの、お気に入りのもの、

ごっきげんになったり、気分が上がる~ものは何ですか?

食べ物、場所、ミュージシャン…何でもいいんです。

今、頭に浮かべただけで、もう効果が出てますよ

どんな効果は、のちほど

 

私の場合は…

沖縄(行ったり、食べたり、料理したり…)、

夏、海、桜、

焼肉、ぼたん鍋、鮒ずし、ポルチーニ茸を使ったイタリアン、

生クリーム、KIRIのアイスクリーム、リモンチェッロ…

って、ほとんど食べるもの

ほかには伊藤若冲、岡本太郎、太陽の塔、切子の器、

お気に入りのテーブル・腕時計・スーツケース、

飛行機、0系新幹線、歌舞伎、阪神タイガース、高校野球、

甲子園球場、比叡山延暦寺の大講堂、祗園祭、筋トレ、猫、

LUSHのフェイシャルスクラブ「毎日が晩餐」の香り…

ほかにもいーっぱい!あります

 

今回は…

好きなものを見たり、お気に入りに囲まれていたら

脳内から「幸せホルモン」が溢れ出て、

健康にも美容にも効果絶大

よりハッピーになれる脳内物質を積極的に出しましょう

って、お話です。

 

三大神経伝達物質

ドーパミン、セロトニン、アドレナリンという言葉

耳にされたことがあると思います。

◆ドーパミン:快楽・意欲

 たとえば…宝くじが当たった時、脳内にはドーパミンが溢れています。

◆セロトニン:幸福・共感

 たとえば…桜や紅葉などに囲まれた旅先で温泉に浸かり、

 おいしいものを堪能している時、脳内にはセロトニンが溢れています。

◆アドレナリン:怒り・ストレス

 たとえば…パートナーとケンカした時、脳内にはアドレナリンが溢れています。

 

今回はこの中のヤル気が出る「ドーパミン」や

幸せな気分を高める「セロトニン」などの分泌を促している

「オキシトシン」を取り上げます

 

「オキシトシン」とは…

脳の視床下部(自律神経の調整を行う器官)から

分泌されるホルモンで、

ギリシャ語の「早く生まれる」が語源だそう

古くから、出産や子育てに関連するホルモンとして知られていました。

が!近年、「オキシトシン」の研究が急速に進みに進んで、

医学や脳科学の分野で注目を集めまくっています

 

前述したように、

「ドーパミン」や「セロトニン」の分泌を促すことから

「幸せホルモン」とも呼ばれている「オキシトシン」。

たくさんの素晴らしい働きをしてくれています。

 

その働きとは―

自律神経を整えて、ストレスを軽減

具体的には…

・ストレスがかかると、キューッ!と収縮する血管を広げる。

・ストレスがかかった時に出るホルモン(アドレナリン)を抑制する。

いずれも、高血圧や脳梗塞等の助けに。

なので、普段から「オキシトシン」を分泌させておけば

ストレスに強くなるし、病気を寄せつけにくいカラダになるそう

 

おまけに、脳内麻薬ともいわれている

「エンドロフィン」の分泌を促して、

カラダに痛みを和らげる働きも

 

なんだかイイことづくめ

この特効薬!?魔法!?は、いつでもどこでも

自分で作り出すことができるんですよ

 

では、どうやって

「幸せホルモン」=「オキシトシン」を

作り出す(分泌される)かというと…

①五感に心地よい刺激を与える

 おいしいものを食べる。いい香りを嗅ぐ。

 好きな音楽を聴く。美しい景色を見る…などなど。

②スキンシップをする

 パートナーや友人(同性でもOK)、

 動物(哺乳類が好ましい)と触れ合う。

 気の合う友人とおしゃべりやカラオケ。

 プレゼントを贈る。料理をふるまう。

 思いやりのキモチを持ったり、

 親切な行動をする…などなど。

 

「オキシトシン」は自然に分泌されるわけではなくて、

あえて意識して、少しでも分泌を促す習慣をつけることが大切

自分が心地よいと感じる

自分の心がパッ!と弾けるような体験をする

「ステキ!」「かわいい!」「カッコいい!」…

これらの感情を抑えず、解放して、大げさに味わうことが大事

繰り返し繰り返し行動して

「オキシトシン」をいっぱい出しましょう

 

さらに…

「オキシトシン」を分泌していると、

周りにいる人たちも同様の効果が発揮されるそう

伝染するだなんて…驚くべき効果

 

近畿が梅雨入りする前の休日、

昔の仕事仲間だったクリエーターメンバーで

48年ぶりに公開となった「太陽の塔」の

内部見学へ行って来ました

見学の予約や手配をしてくれたFさん、Aさん、

本当にありがとう

 

見るだけで気分が上がるし、

本当に大好きで大好きでたまらない「太陽の塔」

 

そして、私にとっては初の内部見学

NHKで取り上げられていた関連番組

「かんさい熱視線」“復活!太陽の塔 現在へのメッセージ”や

「日曜美術館」で井浦新が、

「SONGS」ではドリカムが潜入していたのを見て

事前に予習していたものの…

もぉ、ドキドキ・ワクワク

 

まずは地下通路に展示された岡本太郎先生のスケッチ画から。

その段階で、すでにあのカタチができ上がっていたことに驚き

 

1970年に大阪府吹田市で開催された

日本万国博覧会「EXPO’70」閉幕後、

行方知れずのため資料を元に復元されたという

「太陽の塔」4つめの顔“地底の太陽”が

テーマ:『過去』根源の世界-生命の神秘

と題された空間に鎮座し、

もぉー別世界早くも、どっぷり太郎ワールド

 

地上(1階)のテーマは『現在』調和の世界-現代のエネルギー。

「太陽の塔」を貫く巨大モニュメント

“生命の樹”の根元部分から見上げると、

もぉ~~~~~圧巻(としか言葉がみつからない…)

そして、“生命の樹”を中心に見ながら

上へ上へと上がって行くごとに押し寄せる感動とパワー

 

空中(2階以上)のテーマは『未来』 進歩の世界-分化と統合

内部見学は30分と定められた中で、

係員に促されるまで、私たち一行が動けなくなったのが

最上階にあたる「太陽の塔」の両腕部分

片腕の長さ・25mもの精巧な鉄骨内部が

さまざまなLEDの光に照らされ、

幻想的な美しさといったら…

見とれていると、吸い込まれそうで…。

まさに未来へ向かうトンネルみたい

カラダが痺れましたfrown本当に…。

「太陽の塔」内部は撮影禁止のため、

偉大な作品をここでお見せできないのが残念

 

何度見ても飽きない。

いつ見ても幸せなキモチになる「太陽の塔」を

この世に誕生させてくれた岡本太郎先生に感謝

そして、48年前にこんなにも素晴らしい建築物を

手掛けられた精鋭の皆さんにも感謝

 

ちなみに…

大阪・万博公園への入場料は250円。

「太陽の塔」内部(完全予約制)への入場料が700円。

950円で、これほどの感動を味わうことができるだなんて

 

この日はお昼から集合して、

万博公園内にある「国立民族学博物館」(ここもオススメ)横の

「レストランみんぱく」でエスニック料理を

フリスビーをしたり、芝生に寝転んだり、おしゃべりしたり…

夜は梅田で軽くを。

 

熱中症になりそうなくらい気温は高かったけれど…

楽しい仲間と、大好きな「太陽の塔」を存分に堪能して、

青空の下、キレイな芝生の上ですごして

「オキシトシン」がいーっぱい出て、

きっと、みんなにも「幸せホルモン」が伝染したハズ

いえ、一緒にすごした一人ひとりが「オキシトシン」を出していて、

私たちの周りには「幸せホルモン」が

シャワーミストみたいに降り注いでいたかも

 

その余韻(「オキシトシン」効果)はしばらく続き、

毎日、気持ちよーく仕事に向かうことができました

本当にシアワセな休日だったことを実感

「太陽の塔」、岡本太郎先生、一緒に行ったみんな、ありがとう

 

体調不良を起こしやすい梅雨時こそ、

好きなもの、楽しいこと、うれしいこと…と触れ合って、

おいしいものを食べて、

ストレスなんて寄せつけず、シアワセ全開

脳内物質「オキシトシン」をいーっぱい出しましょう

そして、ラッキーハッピーいい毎日をおすごしくださいね。

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